- 2008-01-16 (水) 20:28
- NintendoDS/GBA
Jr.ルールで対戦できるようになった段階での『高速カードバトル カードヒーロー』の簡単な感想。最初にひらがなのみの表示か、漢字かな混じり表示かを選択できるようになっている。私は漢字かな混じり文を選択したが、ひらがなを選択すると全てひらがな表記になるのだろうか。テキストが2倍用意されているなら、低年齢層フォローに手間をかけたもんだ。
<ストーリーとグラフィック>
カードゲームやボードゲームのストーリーというのは、ハラハラドキドキで先の読めない展開や、驚愕の真相が明らかになるドンデン返しなどは期待できないものが多い。『カードヒーロー』も例に漏れず、ルールを覚えるための流れに徹したものとなっている。もっとも、センターで同じ対戦相手とバトルするたびに会話内容が変化していくなど、工夫が凝らされているので単なる作業以上には楽しめる。変なキャラ多いし。一条先輩は開発者や前作プレイヤーの代弁者だね。セリフに共感できてしまって笑える。
グラフィックは、人物・カード問わず垢抜けて全体的に見やすくなった。そのぶん個性は薄れてしまったかな?
<スピードバトル>
正式なルールは覚えるのが面倒で対戦するのも時間がかかるというデメリットがあったが、これを克服するために「スピードバトル」という新たなルールが追加されている。1ゲーム5分ほど(先攻と後攻なら10分弱)で決着が付くので、ちょっとした空き時間にも対戦できるのがいい。ルールは単純化されているが、デッキの組み方によって幅広い戦い方ができるようになっていて好印象。ルールはストーリー上で手取り足取り丁寧に教えてくれるので、操作方法やパラメータなどの見方で悩むことはなかった。
<Wi-Fi通信対戦>
楽しい。トレーディングカードゲームは「新しいカードを買う」→「デッキを組み直す」→「対戦」というサイクルが面白いわけで、確かにCPU相手でもこのサイクルをそれなりに楽しめるのだが、相手が人間だと格段に面白さが上がる。新しいカードを買うたびに、根拠なく「おぉ、このカードを入れたら勝ちまくりじゃね?」とワクワクして対戦できる。相手が思考中の時間さえ、何を考えているのかを読む楽しさがある(それが当たっていることは、かなり稀だとしても)。
負けてもポイントをもらえるので、途中でブチ切りに合う率も下がるだろうし、回線を切られた(あるいは切れてしまった)場合にはコンピュータがその状態から引き継いで相手をしてくれるので、 自分の構築したフィールドを無駄にしなくて済む。
問題は、Wi-Fi対戦でもルールが4つに分かれていること。 ただでさえ少ない対戦人口が、さらに4分割されてしまうのではなかなか相手が見つからなくなってしまう。対戦はデフォルトで2つくらいでよかったかも(人が集まりやすい土日のみ4ルール全て使えるようにする、とかはできなかったのだろうか)。
あとジュニアルールでの対戦だが、思っていたとおり速攻でマスターを葬る単調な試合展開になってしまうことが多い。デッキ内容やプレイヤーの技量の差がスピードバトルより如実に現れてしまうので、Wi-Fi対戦が可能になってすぐジュニアルールで戦うとつまらないかも。
なんだかんだいっても、とにかくとにかくWi-Fiで手軽に対戦できるようになったのはとにかーく嬉しい。ようやくこのゲームの本領発揮。いまいち使い方のわからないカードなんかを、巧みに使いこなしているプレイヤーを観る驚き。自分が負けても楽しくなってしまう。Wi-Fi使えるから最低限でいいでしょ、ってことなのかもしれないが、コンピュータは前作よりマヌケなことするようになってるような気も。
フリーバトルで、グラフィックが決まったものしかなくデッキ名がプレイヤー名と同一になっちゃってるのは、少し残念なところ。タッチパネルなんだし、自 キャラのアイコンとか作れたら面白かったのに。デッキ名も、ちゃんと表示されるならフリーバトルでも受け狙いとかできて殺伐としない…かもしれないよね。
<カードの購入>
カードを購入したときに、パックを切る動作が1手順必要な演出がいい。毎回毎回切る必要があるのだが、これがあるとないとではゲーム全体の感触がかなり異なるものになってしまうはず。音が入っているからか、ちゃんとテカテカしたビニールをピリリッと切ったような気がするんだよね。何のカードが入っているかな?というワクワク感に繋がる良演出。
<操作>
全体的にはスムーズに操作できるつくり。ところで上に書いた購入時の切るアクションが必要だということは、手にタッチペンを持ってプレイするスタイルをとるということでもあるのだけれど、だからといって対戦時の操作もタッチペンをちょくちょく使わせる必要はあったのだろうか。できる限りキー操作だけに絞ってもらったほうが、ゲームの展開をスピーディにできたように思う。
<その他>
同じカードを長く使っていると同一カードでも別絵柄のものがゲットできたり、いらないカード同士を配合して別のカードを作ったりといった、そのときに必要のないカードも無駄なく使えるつくりは変わらず。とくに同一カードの使い込みシステムは、使ったことがない(自分には必要ないと思われる)カードでも一度使ってみようと思わせてくれるため 、同時に自分の戦略にも幅を出すことができる一石二鳥のシステム。
高速と銘打っているだけあって、思考時間など待たされ感はほとんどない。唯一、カード買ったあとの毎回のセーブだけはちょっと面倒かな。
以上。まだ序盤なんで、勘違いしているところもあるかもしれない。前作のストーリーや登場人物はすっかり忘れてしまったので、かかわりのある人物なんかでも気が付かないんだよな。もったいない。
GMOSN:カードヒーローコミュニティ
(トーナメントとか開催したいなと考えている最中)
- この後の記事: 任天堂のアクションRPG『ソーマブリンガー』
- この前の記事: 『大乱闘スマッシュブラザーズX』一週間の発売延期
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバックURL
- http://gnw2.net/2008/01/cardhero-impression/trackback/
- この記事を参照したトラックバックは下に並びます。
- 『高速カードバトル カードヒーロー』序盤の感想 from GAMENEWS WATCHER




