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ライトノベル Archive

ラノベ『雨の日のアイリス』

雨の日のアイリス (電撃文庫)第17回電撃小説大賞の4次選考作で、肯定的なインプレッション記事も多い松山剛著『雨の日のアイリス』。以下触れてませんが、ヒラサト氏のイラストも作品世界にマッチしていて良かった、という感想も多く見受けられました。

リンク先含めネタバレありますので、未読の方はご注意を。

やばい、これはやばい。これは反則、凶悪すぎて泣きそうだ。もう中盤から暗澹たる気持ちで震えながら読んでいたんだが……いや、そのラストは是非実際に読んでください。
徒然雑記 : 雨の日のアイリスより

素晴らしい物語でした。 こういう物語がある限り私はライトノベルを読み続けるでしょう。一巻完結なので、気軽に読んでみて下さい。
雨の日のアイリス / 松山剛 – reading archivesより

ロボット物にはありがちな話をド直球で投げてきた1冊。小細工なしのド直球なので小難しいところがなく、読みやすさはバツグン。
OWA.CON : 雨の日のアイリス 感想より

構成は、奇を衒わない王道。ただただ真っ直ぐに哀しく残酷で、そして最後には温かい気持ちになれる物語です。
もくしも教派 雨の日のアイリスより

説明過多、綺麗にまとめすぎた、というのが主な短所でしょうか。もう少しとがった部分があると、より印象に残りやすかったのかな?

この作品、良作には違いないんだけど、ただ・・・説明し過ぎかな・・・。 ・・・?行間で読ますっていうのかな・・・?あまり説明し過ぎると作者の思惑(よく言えば・・・意図?)が臭い過ぎて、若干の拒否反応が出る人もいるのでは?と思う。
気孔のことならhttp://ki-them.jp雨の日のアイリス ~ 気孔のことならhttp://ki-them.jpより

ただ、逆に説明し過ぎ、都合良すぎという人もいそうではある。そのへんのバランスは新人だからか、あるいはそういうカラーなのかってのは、他の作品が出てみないとなんとも。
電撃文庫『雨の日のアイリス』: ラノベ読書感想備忘ログより

真正面から泣かせにかかってくる話で、綺麗にまとまっているけれど、それがどうにも素直に楽しめず。悲劇を乗り越えた先にある結末は確かに感動的なんですが、この展開ならそれは当然の事のように感じました。
雨の日のアイリス – まあいいか。より

印象に残るシーンはいろいろあったけれど、なんかこう、物足りなかった。あまりロボット的な心情という感じがしなかったからかなあ。心情がほぼ人と同じだったので、最初から乗りづらかったのもあるんだけど……
雨の日のアイリス / 松山剛 | booklines.netより

そんな短所もひっくるめて、素直に楽しめたという方も多かったです。

人間とロボットの間に隔たる絶対的な「違い」というのを大いに見せつけてくるのと同時、それを読者に強く印象づけながらも話は奇をてらわず全体的にしっとりとしていて、それでもなおかつ両者とも温かくすくいあげるようで本当に良かったです。
雨の日のアイリス [★★★] | 絵空事の最果てより

全体的な荒っぽさはありますが、伝えたいことと取り上げたい部分が明確で、不要な要素を切り落とされているのでわかりやすい。 切り落としすぎて所々で生身が見えてしまっているのが欠点ではあるものの、良い出来だと思います。
雨の日のアイリス – AllianzKadettより

いやー、よかった。話が小綺麗にまとめられすぎていて物足りなさを感じたけど、雨のようにしとしとと心に波紋を作るようで、それでいて水溜りという名の根強い印象を残す美しいシーンの数々がそれをカバーしてくれた。
雨の日のアイリス/松山剛 — BOOKDAYs!より

伏線もいろいろ張られていて、題名さえも読了後は違った意味を持つというのは、凝ったところですね。

ラノベ『ブラック・ブレット 神を目指した者たち』

作者さんの発売日エントリから。

本日7月10日、電撃文庫より「ブラック・ブレット 神を目指した者たち」が刊行されます。内容は一言で言うと「十歳の幼女ヒロインと保護者型高校生ヒーローのタッグバトルもの」です。
午前四時起きのライターズハイ ブラック・ブレット 神を目指した者たち (電撃文庫)より

ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1)うさ彦さんのインプレッションから。私もジャケ買いです。白背景の本が多い中、『ブラック・ブレット』のようなイラストは逆に目立ちますね。

題名は『ブラック・ブレット』で「黒の銃弾」ですが、パン(ブレッド)のほうを連想される方も多いようです。

鵜飼沙樹絵で手に取り。ラノベを絵師買いしたの、初めてです。電撃だし絵師違っても手に取ったろうけど。とても素敵なイラスト。何だかんだでカレイドメイズの影響大きいな。
ブラック・ブレット 神を目指した者たち: お菓子とウサギさん新館より

愛咲優詩さんのインプレッション。何かが脳裏をよぎるなと思ったら、BOFの五作目『ドラゴンクォーター』でした。

産まれながらにしてガストレアのウイルスを保持し、超人的な身体能力を持つ『呪われた子供たち』である延珠を私生活では家族のように見守り、仕事の場では相棒として信頼し、さりとて社会的背景により虐待を受ける彼女たちへの偏見や差別にはどうすることもできない蓮太郎の憤りがもどかしい。
ブラック・ブレット 神を目指した者たち/神崎紫電: ラノベ365日より

ラノベ『トカゲの王 1』

本当に、残虐の限りを尽くした表現でもってトカゲがフルボッコにされる様が描かれ、それに対抗しようにも「目の色を変える」ことしかできないという状況は、ここまでの絶望感を生み出すものなんだなと妙に感心してしまいました。
トカゲの王 1 – お湯ぬるいんだけど!より

眼の色を変える程度の能力でどうやって戦えばいいんだよ、と言ってしまえばそうなんだけど。応用の効かせようがない彼の能力は異能バトル系主人公の中でぶっちぎりで最弱かもしれない。
トカゲの王 1/入間人間: ラノベ365日より

、「物語の主人公」になろうとしていた少年が、無様な姿になっていくところは……傷つけられた体の痛みをこらえることが出来ず、逃げるために卑屈になるところとか、いろいろアレでした。
トカゲの王(1) ~SDC、覚醒~ / 入間人間 | booklines.netより

いつものように深夜に廃ビルで過ごす彼が、そこでまさしく非日常である異能の殺し屋たちの争いにまきこまれるという話はまさにテンプレなのですが、そこから先の展開の容赦の無さは作者らしいというかなんというか。
トカゲの王 1 ―SDC、覚醒― / 入間人間 – FULL MOON PRAYERより

トカゲの王 1 (電撃文庫 い 9-22)入間人間氏の新シリーズ、『トカゲの王』に関するインプレッション記事から。どのブロガーさんも、同じような感想を書かれているのが印象的でした。ブリキ氏との組み合わせ&白背景で、書店の平積みでは目立ちますね。(とはいえ私が7月の電撃でジャケ買いしたのは、こちらではなく『ブラック・ブレット』のほうでしたが)

いやそれにしても久しぶりにえげつないわコレは。だって表紙イラストと口絵カラー、裏表紙のデフォルメされたイラストのほとんどが作品の内容を裏切っているんですもん。
トカゲの王 ーSDC、覚醒ー – いつも感想中より

ラノベ『問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?』

問題児たちが異世界から来るそうですよ?  あら、魔王襲来のお知らせ? (角川スニーカー文庫)題名、ほんと長い。先月末にリリースされた、角川スニーカー文庫「問題児」シリーズの第二巻です。

作者のデビュー作である第一巻『問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!』もなかなかの好評でしたが、続編もかわらず(より高い?)評価を得ている作品です。

如何に空転させずに走らせる事が出来るのか。滅多と見ないくらい突っ走りそうなキャラ揃いだけにどうなるかと思ってたんですが、まさかこれほど一瞬にしてインフラを整備してしまうとは、呆気に取られてしまうくらいでしたよ。
徒然雑記 : 問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?より

戦いの前にルールを決める際、どちらも自分が有利になるよう駆け引きをするのは当然だけれど、知らないことが罪と言わんばかりに切り札を使ってくる輩にキリキリしつつ、それを受けて、なお対等に持ち込んでいくという駆け引きにニヤリとさせられた。
問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2) あら、魔王襲来のお知らせ? / 竜ノ湖太郎 | booklines.netより

読み終えてみるとなぜ褒めちぎられるのか分かる気がします。設定が緻密に作り込まれており、神話なんかを複数解釈して物語に違和感なく絡ませる、読み手が唸らされる。このレベルの構成はラノベだと珍しい。
個人的まとめ : 問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ? より

おかしい部分・わずらわしい部分はさっさと切り捨て、楽しいところだけ楽しく読ませる、という技術の産物でもあると思いますので、ある意味ハチャメチャな世界観らしい進め方で納得もいきます。
ラノベびより。 書評第263回 『問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?』より

私はというと、気になりつつも未読だった第1巻を、今さらながら読み進めているところです。

ラノベ『僕と彼女のゲーム戦争』

本書には、往年の名作から最新作まで様々なゲームが実名で登場します。(中略)本書においては全てが現実のまま描かれています。故に、そのゲームプレイ描写も原作から忠実に再現されており、プレイ済みのゲームであればニヤリとさせられること請け合いでしょう。
僕と彼女のゲーム戦争 – お湯ぬるいんだけど!より

僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)先月(6月)刊行の電撃文庫『僕と彼女のゲーム戦争』。様々なゲームの話題が盛り込まれているようで、ゲーマーは手に取りやすい作品かなと思ったのですが。

そのゲームに関する描写については、短所として感じられてしまう可能性もあるようです。詳細は、ねば郎さんのインプレッション記事や、次のEndless Rebirthさんにも。

主人公の特技である「感情移入のあまり、物語の主人公に成りきってしまう」という設定や、ゲームで遊ぶ描写もタルイだけで全く面白みがなかったのも痛い。
【ライトノベル】 僕と彼女のゲーム戦争 師走トオル Endless Rebirthより

最近のゲームに触れつつ、ファミコン時代からのプレイヤーも、共感できるネタが取りいれられているのかな。

家庭用ゲーム機履歴がPS2で止まっている私にとっては、ギアーズ・オブ・ウォーとかX箱360やPS3のゲームについては主人公と同じくらい未知の領域なだけに、彼のゲームについての新鮮な驚きと快感についついシンクロしてしまった。
徒然雑記 : 僕と彼女のゲーム戦争 – より

特に小説内で出てくる「アンチャーテッド」「スペランカー」「Gears of War」といった作品が好きな人はとても面白く読めるのではないかと思います。
僕と彼女のゲーム戦争 / 師走トオル – FULL MOON PRAYERより

この巻だけだと、まだまだプロローグのようですね。

まだまだ物語は始まったばかり。登場してきただけで掘り下げられていないキャラクターがたくさんいます。
僕と彼女のゲーム戦争 – まだまだペンキぬりたてより

電撃文庫の6月刊行ラインナップ

ラノベ『STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse』

原作コンプ済としては物凄くおもしろかったんだけど、やはり序盤の真相ネタバレはひどいと思う。なんらかの形で、ネタバレ注意を促す文章があってもよかったのになあ……。
STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse : 今日もだらだら、読書日記。より

紅莉栖視点で綴られる、新たなシュタインズ・ゲートのノベライズ。和泉うららさんのインプレッションです。ネタバレ全開のようですから、最近発売されたPSPをこれから、というゲーム未プレイの方や、アニメ版を楽しみに待っている方は、しばらく保留しておくほうが良さそうです。

STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse

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